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必ず当たる欲望を見破る法


男が燃え上がれば上がるほど、女は冷めていく
 せっかく女性からサインを出してくれていても、それに気がつかなければどうにもなりません。男の中には、そういう女性心理が苦手なタイプもおり、
 「今度ゆっくり飲みに連れて行って」
 と彼女が”泊まってもいいのよ”というサインを出しているにもかかわらず、
 「俺、飲めないんだ」
 と、実にとんまな答え方をする男もいます。
 「そうじゃないんだよ、酒が飲めなくても誘えばいいんだ」と教えても、このタイプの男は
 「そうかなァ」と頭をひねるでしょう。全く分かっていないのです。
 中には、そんな面倒なサインなど送らずに
 「今度ホテルに連れて行って」
 といえばいいじゃないか、という男もいるほどで「女が自分から誘えるわけないじゃないか」と教えても「そうかなァ、俺の友達はいつも『やりに行こう』と誘い、女もついて行ってるぜ』と不満そうな顔をします。
 確かに、このタイプの女性はいないわけではありません。そしてそのほとんどは学生時代の同級生か下級生の女性です。この場合は面倒くさいことをいわなくても、互いに分かり合えることもあって、それほど面倒ではありません。
 また女性も中学、高校生ですから、複雑なサインを男に送れるほど成熟していないだけに、ある程度わかりやすいはずです。ところが社会に出て、互いに深く知り合っていない同士が付き合うとなると、どうしても女性側から、”恋の手管”ともいうべきテクニックが使われてきます。
 女性の中にはそれを最高の遊びと心得て、楽しむタイプもいます。出会いサイトでも、こちらから押すと引き、引くと押すタイプがいますが、女はこういった駆け引きで、性的欲望を発散できるのです。その点、男は駆け引きをすればするほど熱くなり、性的興奮も高まって、それを発散しなければいられなくなります。
 ここに全く正反対の欲望があらわれるわけですが、女が恋に冷静なのはそこです。男が燃え上がれば上がるほど、逆に女は冷めていくことができます。もちろん本当に好きだったら、彼女も男以上に燃えさかりますが、遊びの場合は全く逆で、冷静な目で観察してきます。
 特に年上の女性と年下の男性の場合は、女性が中年の成熟女性でなくても、意外に冷静になれるのです。二十歳の女性が十六歳の少年を相手にすると、わずかに十歳でも、驚くほど老成したテクニックを披露しますから、気をつけなければなりません。



顔は仮面、演じたいタイプをあらわす
 このように女性経験が少なく、女性心理のABCを心得ていない男にとっては、女性の気持ちがさっぱり分かりません。かつて世界的な色事師といわれたカサノバは、僧職修行中に身を持ち崩して、全ヨーロッパを放浪し、次々と女性をもノニしてことで有名です。
 このカサノバは、五歳頃すでに女を夢中にさせる技術を持っていた、という話が伝わっています。彼は母親に対するように、家に出入りする女性に甘え、女性もまた子供だと思い、気を許していると、いつの間にか乳を吸い出し、女はモヤモヤした気持ちになって彼を抱きしめてしまったといいます。つまりカサノバは、お乳を吸えば女は快感を持つ、という経験則を子供の頃から貯えていったので、その後どんな女でも自由自在に喜ばせたのです。
 しかし今のあなたが、そんなテクニックを持っているとは思えませんし、それほど経験も豊富でないでしょう。そこでとりあえず彼女の星占いで、どういう性的性格を持っているかを知っておきましょう。

 男の中には、どうしても顔があどけないと、また性的にも未熟で純粋だと錯覚しがちです。しかし顔はあどけなくても、乳房はびっくりするほど熟している女性だっているのです。
 仮に顔を隠して、乳房だけを見るとしたら、男はずいぶん異なった判断を下すに違いありません。ある意味では、それほど顔だけで判断するのは危険です。風俗店に行ってみても、同じようにあどけない顔立ちでも、その性器は成熟しきっている女性も数多くいます。
 ここで顔は仮面であり、実際に性格と大きく異なるということを知っておかなければなりません。仮面、すなわちペルソナ、このペルソナは劇中の人物の役割をこなす行為をいいますが、こう考えると顔というものは、本当の性格ではなく、その人が演じたいタイプをあらわしているといえそうです。

 あどけない顔は、性格そのものがあどけないのではなく、あどけなく見せたいだけの話なのです。反対にいえば、そう見せた方が自分の顔に合っていると、功利的に考えている。といっても差し支えありません。
 女性の家が郊外にあるとしましょう。その郊外は夜道が真っ暗になるとすれば、彼女は女らしさを捨て、男っぽいグレイのパンツをはき、化粧は一切しないかもしれません。すれ違った男に香水の匂いを流したら、それだけでその男がオオカミになるかもしれないのです。そんな危険があるとすれば、彼女のきつい顔はいつの間にか男っぽさを演じるようになるのです。
 とはいえ、それは演技ですから、好きな男ができたら、その男に対しては、表面から想像できない艶っぽさを出すのです。顔は化粧によっていくらでも変化できるだけに、本心を出していると思ってはなりません。
 また男と違い、女性は誰でも一人二役は必ずできるのです。良くある例に、大学でまじめ一辺倒に勉強していながら、夜になるとバーやクラブでアルバイトをして、あられもない声を張り上げている女性がいます。結婚し二児の母になりながら、風俗で働いている女性もいます。男にはこのような器用なまねはできないのです。

 そこで性格を最も正確に言い当てる、西洋占星術で彼女の性格を知っておきましょう。この性格判断でもっとの重要なポイントは次の三点です。
  1.仏心
  2.獣心
  3.欲心
 どんな女性にも、この三つの心が交錯しています。女性だけでなく男でも同じです。ときに獣心が先走って、失敗したことも少なくありません。しかし年齢によって仏心など、まだ必要ない人もいますし、十代から金銭的な欲に突っ走るのは考え物です。
 あなたの目的により、獣心タイプが必要なら、その星座の女性を選んだ方が特でしょう。



星座占いで見る彼女の性的性格

牡羊座の女性(3月21日〜4月20日)
 この星座の女性は、基本的に激しい気性の持ち主。好きな男ができたら、これまで付き合ってきた男性から即座に乗り換えるタイプ
 長続きするタイプではない。看護婦や美容師に多く、刃物を使うだけに男としては注意が肝要この看護婦や美容師の中には同性愛で、異性への興味がそれほどない女性もいるので、できるだけ早く一回セックスをしてみるべき。

牡牛座の女性(4月21日〜5月20日)
 この星座の女性は音楽やファッションなど、美的な感覚が強い。それだけに芸術的センスを持った男でないと、付き合っていけない。途中で馬鹿にされるのがオチ。牡牛そのものの性格で、外見は女っぽくても、内面は強い。どちらかといえば鈍感。恋愛もじっくり型なので結婚相手に向いている。
 セックスは強いので、淡泊な男には向いていない。また結婚志向なので、セックスも損得勘定で計算する。結婚してくれそうな金持ち男と寝るのも早い。

双子座の女性(5月21日〜6月21日)
 陽気でおしゃべり。この星座のサインはUというものだが、二面性の持ち主。精神性と肉体性のどちらにも興味を持つが、イザホテルへ、となると尻込みする。要は口先上手な女が多いので、初心の男は注意が必要。
 中には二人の男と同時に付き合っている女性もいるだけに、いいようにあしらわれる男もいる。水商売で双子座だったら、絶対近寄ってはならない。また結婚しても離婚する女性も少なくない。反対にベテラン男だったら、うまく釣れるし、別れるときも問題がない。

蟹座の女性、(6月22に〜7月22日)
 月夜に蟹が合うというのは、蟹座の守護星が月であるから。つまりこの女性は昼よりも夜型。昼型サラリーマンには絶対会わないのでやめておく。母性本能を持つので家庭的。この星座の女性は保護型なので、年下の方がうまくいく。感受性が鋭い上に、気まぐれの部分もあり、蟹の歩き方同様、横に歩く可能性もあるので、面倒を見るのが大変。

獅子座の女性(7月23日〜8月22日)
 気位が高い。意志が強い。美的センスも優れているので、その辺の男が簡単に口説こうとしても無理。金と時間の浪費になるのでやめた方がいいだろう。この獅子は百獣の王であり、さらにこの星座の守護星は太陽だけに、夜型ではない。あくまでも正面から付き合う姿勢を示さないと、今貧しそうだからといっても、女性は寄りかかってはこない。性的欲望は強い。愛を持って接近するしか方法はない。

乙女座の女性(8月23日〜9月22日)
 読書好きの女性が多い。プレゼントには本を贈ると喜ばれるだろう。ただしすばらしい絵本とか画集など、精選することが大切。乙女座というように精神面を大切にするので、不純、不潔、いい加減、ずる賢い男はお呼びでない。
 とはいえ、この星座は水性の守護下にあり、盗癖、虚言癖など、思わぬ裏側の性質がある。そこがおもしろいところで、仏心と欲心の両天秤をかける女性が多いということでもある。ただし性的には大胆ではない。
 この星座を口説き落とせれば、まず他の星座の征服は可能といわれるほど、女性の中でモノにするには、最も苦労するタイプ
 
天秤座の女性(9月23日〜10月22日)
 この星座は善と悪を、秤にバランスよくかけられる性格を持っている。それだけに突出した才能や悪人はいない。いわば普通の女性、平凡なタイプが多い。とはいえ、この星座の守護星は金星で、この星は美、品性、洗練、快楽、好色といった性質を持っているので、表面はおとなしくても内面はセックス好きもかなりいると思っていいだろう。
 一般に結婚に適した女性であって、遊び相手としては向いていない。また付き合うにしても、無理を強いてはダメ。ゆっくり食事や絵画、音楽を楽しんで、それから接近、という手段が最適だろう。

蠍座の女性(10月23日〜11月22日)
 蠍座の女は歌にもなるほど、特別な性格の持ち主。サインを見ても分かるように、毒針を持っており、恐ろしい女なのだ。サソリは炎天下の砂漠でも生き抜く力を持っているほど、エネルギッシュ。それだけにセックスは、間違いなくタフと思わなければなるまし。精神的恋愛はまず無理。
 サソリという生き物は夜行性。普段は石や葉の下に隠れているので、警察官やスパイに最適といわれる。女性でいえば隠し事が多いので、その涙を信じるわけにはいかないだろう。また誘いには簡単に乗るが、別れるとき、しつこくつきまとわれるので、注意が必要。初心の男は近づかない方が無難。

射手座の女性(11月23日〜12月21日)
 矢のサインで分かるように、どこへでも飛んでいく女。浮気っぽいので誘うのは簡単だが逃げるのも速い。男が女によって翻弄される危険性もある。つまり男二人に女一人という、三角関係になる可能性が高い。
 それだけに魅力的なタイプであることは間違いない。ニコニコしていれば、その笑顔通り受け取ってよく、蠍座の女性のときのように、笑顔の裏側はどうなのか?といちいち疑う必要はない。
 この星座の女性は才能に恵まれているので、鈍いっぽい男は喜ばれない。こちらも颯爽と業界っぽく振る舞うと、うまくいく確率は急激に高まるだろう。

山羊座の女性(12月22日〜1月20日)
 忍耐強く慎重。にぎやかなタイプは少なく、どちらかといえば恋愛は不向き。中には冷たい女もいる。自分は紙(粗食)を食べていて、金を貯めるといったガッチリ派も多く、むしろ結婚に向いている。しかし生活は安定するかもしれないが、人間的にはおもしろみがないので、男は外に女を求めるかもしれない。
 さらに守護星が土星であり、あまり幸せになれるとはいえない。小心で猜疑心が強いので男の浮気を気にする。浮気タイプの男は、絶対に近づいてはならない。

水瓶座の女性(1月21日〜2月19日)
 サインは波形。どこへでも泳いでいくので友人が多い。水の中にいる魚をイメージすれば分かるように、美しい人もいれば、醜女もいる。ただ化粧が濃くないので、スポーツタイプの男には喜ばれるだろう。
 楽天的で、飾り気がないところもいい。それだけに人に誤解も受けやすい。ともするとすぐ別れる、会社を辞める、仕事を変えるなど、自由な天地へ泳ぎ出したくなる。わかりやすくいえば、フリーターが一番の望み。男にも自由を求めるので、あまりお堅い男はうまくいかないし、内心で馬鹿にされる。それだけ頭の良い女性がそろっているということ。

魚座の女性(2月20日〜3月20日)
 この星座も水瓶座と同じように、水中で泳いで回るのが得意なので、ズバリ浮気。サインを見ると、二人の人が一本の線で結ばれているように思えるが、二面性を持つ複合型人間が多い。清純性と不倫性を交互に表に出す女もいて、男はとまどうかもしれない。
 また霊的、神秘的な直感力もあり、理科系の硬い頭ではついて行けない。むしろ文系の男の方が向いている。文学的な素質もあるので、平気でフィクションを作り、自分をその女主人公にすることもある。嘘を詰問するより、その嘘を楽しむぐらいの男でないと、付き合っていて疲れるだろう。

 以上が、星座による女性の性格の見分け方です。口には出さないが、彼女の人格はこの種の性格に支配されている場合が多いのです。念のためにいえば、その星座のギリギリの日付、つまり魚座の3月20日生まれの女性は牡羊座の性格も入っています。それだけに、二つの星座の混合型もいるので、星座だけでは単純に分けられないモノです。

 初めて女性と付き合うとき、友達から彼女の生年月日を聞いておき、
 「君は何座だろう?」
 とズバリ言うことがあります。
 「えっなぜ知っているの?」
 とびっくりしますが、星座を特定した方が、口説きやすいものです。
 「君は魚座だな? スケベだろ?」
 などと最初にこんなわだいから入るとどんな女性でも
 「ウッソー。私魚座だけど、スケベじゃないもん」
 と、口を尖らせます。しかし初対面の女の口から”スケベ”の一言が引き出せれば、その後の付き合いは、あっという間に深まるもので、最初の会話の一言に、星座の話題はとても便利です。

 実はここが非常に重要なポイントですが、女性は空にかかる月と密接な関係があります。彼女たちは月に一回の生理(月経)を持っており、また出産も満潮時に起こるといわれています。月の引力は、男より女に強く影響するのです。
 この月が強く女の欲望に影響を与えると、各星座の女性は次のような性的傾向を示すのです。

牡羊座・・・・・同性愛の欲望
牡牛座・・・・・性的欲望が高まり、金銭関係によるセックスも厭わない。
双子座・・・・・口先だけで実効が伴わない
蟹座  ・・・・・年下の男を探したくなる
獅子座・・・・・大胆な性体位を表す
乙女座・・・・・征服されたいという願望が出る
天秤座・・・・・好奇心まで、それ以上は進まない
蠍座  ・・・・・セックスに没頭する
射手座・・・・・テクニシャンぶりを示したい
山羊座・・・・・欲望は有り余るほどある
水瓶座・・・・・何人もの異性とでもしてみたい
魚座 ・・・・・秘密の関係を作りたい

 ではいつ月が女性に影響を与えるかというと、リリスという星座配置に入るときです。月が地球から最も遠い地点になったときをいうのですが、それより簡単なのは十五夜に近づいたときか、三日月が浮かんでいるときです。
 というより、あなたが空を見上げて、月が青白く輝いているなと感じたときです。こんな日だったら、オオカミが遠吠えするのではないかと感じたとき、女心が怪しく乱れているのです。
 森に青白い光が届くと、妖精たちがぞろぞろ出てきて踊り出す、といった話が西欧には多いものですが、洋の東西を問わず、月の青白い光は、女の体に強い性的影響力を与え、思いがけぬ性的衝動を呼び覚ますのです。

 夜の公園に行ってみると分かりますが、青白い月光を浴びて、どのベンチも抱擁しているシルエットが浮かび上がっています。初心な女でも、その様子を見たら、たまらない欲望におそわれ、男にキスを求めるでしょう。こんな夜こそ、公園を散歩すべきなのです。


女のサインは彼女の名前からも発している

 これは星座ではありませんが、名前で性格を見抜く方法もあります。五木寛之の長編四部作に『四季』という小説があります。よく見ると『波留子』『奈津子』『亜紀子』『布由子』という連作になっています。これは明らかに春夏秋冬をもじった名前です。
 すると不思議なことに布由子は冬型の地味なタイプになり、奈津子は派手、亜紀子は自分の人生を生きていく女性に育っていきます。こう見ると派留子は春、治、晴といった文字の名前と同じように、三月、四月に生まれた公算が大になり、性格的には明るく、活発だと推測できます。
 つまり親はこの名前を付けるとき、特に女の子の場合は、
(1)季節感を盛り込む
(2)どう育って欲しいか親の希望を入れる
(3)語呂の美しさ、あるいは流行性を入れる
 この三つのうちのどれかにする確立が強いのです。たとえば季節感でいえば、夏に生まれたら、若葉、海、波、光に関係した名前を付けやすく、冬だったら雪、海、温、清などの名前を付ける確立は強いのです。また、親の希望を例に取ると”子”とつけると堅実に育ち、”子抜き”の名前だと自由奔放になりやすいことは、最近の名前でよく分かります。
 たとえば節子、克子、則子、知子といった名前と、ルミ、らん、ミキ、よしみ、アイといった名前(漢字化したものも同じ)を比べれば、前者はしっかりした女子に育ちやすく、後者はホステスの源氏名同様、派手で遊び上手に育つ確率が高いのです。
 ということは、あなたの目の前にあらわれた女性が、どういう名前であるか大変重要で、性格を見抜いたり、心の中を覗く大きな手がかりになるのです。
 もう一歩進めて考えると、”子”と付く名前の女性ほど結婚願望が強く”子抜き”で明るい響きのカナ名前は、遊び人が多いと考えて、そう大きな間違いにはならないでしょう。女からのサインは言葉に限らず、名前や音そのものがサインであると思うことです。



 





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