キレイを作るお素肌の法則 本文へジャンプ


でも私、地肌に自信がないからこそメイクにこだわるのよ。地肌が美しいくらいなら苦労はしないわ」
皆さん案外、地肌に自信が二のですね。でも大丈夫。正しいケアをしてあげれば、地肌は驚くほど美しく変わります。

LovingHome店主


思いのままのメイク、崩れないメイクをしている人の秘密

 顔の肌、頭皮はもちろん、足や手の皮膚はすべてのベースになるところでベースになるところです。髪の毛が生えてくる、汗が出る、古い角質がとれて新しい角質が生まれてくるなど、循環の窓口になっているのが地肌です。
 たとえば頭皮、ヘアケアといえば、つい髪の毛の方に重きを置きがちですが、髪の毛を生んでいるのは頭皮です。頭皮を正常な状態に保たなければ、健康な髪の毛は生まれてきません。
 頭皮が健康でないのに、どんなに高価なトリートメントやヘアパックをしても思ったような効果が得られないのは当然です。
 顔の美しさというと、造作にばかり気をとられがちですが、面積が最も広い地肌の質感は、第一印象に大きな影響を与えるものです。どんなに目鼻立ちが整っていても、吹き出物だらけで真っ赤にかぶれた肌では決して美しいとは言えないし、反対にすべすべで赤ちゃんのような肌の人は、顔の造作の美しさ以上にきれいと思われるものです。
 また、足や手はファンデーションでごまかすことができない分、その質感がより大きな影響を与えます。そのままの状態で、いろんな人の目にさらされているわけで、地肌が潤っていなければ、きれいとは言われません。

 品種改良が進んで、どんなに美味しい野菜の種を作ったとしても、やせてごつごつの土で育てれば満足な実はならないもの。
 メイクも同じで、手入れが行き届いていない肌にどんなに高価で高性能なファンデーションを使っても、一瞬はきれいになったとしても、メイクの持ちは悪く、すぐ崩れてしまいます。
 メイクは仕上がった瞬間だけのものでなく、その日一日中過ごすためのものです。一日中、美しくいるためには素肌の状態が大きく影響するのです。
 プロがしたメイクは持ちがよいとよく言われますが、これはメイクをする前の地肌の状態をしっかり整えているからなのです。
 人はどうしても仕上がった状態にばかり目がいきがちですが、実際に大切なのは下からにじみ出てくるものだと思います。髪の毛ならば頭皮、メイクするときには地肌のときの状態というように、土台を良くすることがケアの目的なのではと考えます。
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肌の汚れも心の汚れもオフするこの「10分間」がカギ

 夜仕事が終わり、家に帰って着替えをすると、顔を丁寧にクレンジングして1日の汚れや疲れをオフするのが毎日の日課だと思います。
 ここまでで大体10分間位かかるのですが、このケアは最低限何があってもやって下さい。どんなに音九九手も、疲れていても、必ずやるようにして下さい。肌の疲れが癒されるだけでなく、心の疲れもイヤされるような気分になります。
 
 汚れを落とすことはスキンケアの基本です。だからいい加減はやめる、自分が無理なく落とせる範囲はきちんと落とす、肌に潤いはたっぷり与えてあげる、という基本的なポリシーを大切にして下さい。
 ですから、10分のクレンジングをきっちり行う、その後の化粧水もゆっくりしっかりつける、普通は2〜3分で終わるクレンジングに10分かけることが、肌へのこだわりになります。

 不思議なことですが、慣れてくるとこの10分間は長く感じられなくなります。自分をメンテナンスする時間というのは何よりも楽しいものです。
 汚れがどんどんとれていく感覚は、それは清々しいものです。清潔にしてあげた肌に、質のいい化粧水をたっぷり補給してあげるときは、カラカラの渇いたのどに、水をごくごく飲ませるような気持ちよさがあります。その爽快感をいつも実感しているからこそ、最低限のケアがまじめにできるのです。
 でも忙しい毎日が続くとついぱぱっとつけただけで終わりにしてしまうこともあります。そんな毎日が続くととたんに肌がごわついてきて、ざらついてきます。本当に肌は正直なものです。
 そんなときは、「あっ、ちょっと手を抜いちゃったな」と反省して、またお手入れを始めます。化粧水をたっぷり拭くんだコットンをぺたっと肌に貼り付けたり、丹念にパッティングしたり。すると、徐々にものとの素直な肌に戻ってくれるのです。肌が答えてくる留というのでしょうか、自分の体とコミュニケーションがとれたようなうれしい気分になれます。

 一日24時間あるのだから、朝と晩、あわせて20分ぐらいは、あなたも肌のために使ってみてはいかがでしょうか。
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「なりたい顔」をいつもイメージすること

 ケアしたい部分はたくさんあるけれど、仕事もあるし家事もあります。遊びにも行きたいし、そんなに全部はできません。ケアにばかり時間をかけてはいられません。だからなるたけ仕事や家事などとケアを合体して行うようにして、無理なくやる方がいいのです。
 たとえば、ゆっくりお風呂に入っていられる余裕があるときは、半身浴をするのですが、半身浴をしている間というのは、結構飽きるものです。だから、その時間を利用していろんなことを一緒にやってしまいます。
 顔のパックをする、紙をトリートメントする、雑誌を読む、歯磨きを念入りにするなどです。ネイルケアやハンドケアもいいかもしれません。とりわけ顔のパックは、バスルームでした方がスチーム効果もあり、後かたづけも簡単で、お勧めです。

 毎日忙しくてケアをする時間なんかとれないとぼやいているあなた、本当に本当に無駄な時間はありませんか?
 お気に入りのドラマもパックをしながら見れば、ドラマが終わる頃には生き生き肌に変わります。毎日の生活の中に、ちょっとした時間はあちこちに隠れているもの、案外見つかるはずです。
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他人の”気”を借りればもっときれいになる

 美容院で髪の毛を洗ってもらうのはなかなか気持ちがいいものです。シャンプー後に、ヘアトニックなどをつけてもらって頭皮をマッサージしてもらうと、元気が戻ってくる、いえ元気が体に入ってくるように感じられます。
 このように、ときには他人の手でケアしてもらうことも必要だと思います。自分でやるケアと他人にやってもらうケア、どこが違うかといえば、やっぱりその人の「気」が入ってくることが大きいと思います。
 自分でやっているケアは、自分の中で「気」が回っているだけです。それが他の人にしてもらうことで、その人の「気」が入ってきて出ていくという流れができます。だからこそ、気持ちよく感じられるのではと考えます。
 「気」だけではありません。自分の考えに凝り固まっていると、ケアが一本調子になってしまって、ときにはあまり効果が感じられずに行き詰まってしまうこともあります。こんなときは周囲の意見に耳を傾けることが大切ではないでしょうか。

 数年目の冬、ものすごい乾燥肌に悩まされました。顔も体もかさかさで、あれこれ試してみたけれど、全く改善されずにいました。そんなときにある人が教えてくれたお手入れ法は、なんと「夜に何もお手入れしない」というものでした。
 「彼女曰く「夜疲れてクタクタになったとき、こってりした料理は食べたくないでしょ。肌だって同じことなのよ」。彼女の教えに従って、夜はメイクを落とすだけにして休み、代わりに、朝、化粧水と乳液のあとに、夜用の栄養クリームをたっぷり付け、その上からファンデーションを塗りメイクしました。
 すると2〜3日で肌の調子がとってもよくなって本当にびっくりしました。
 それまで自分が信じ込んでいたスキンケア理論とは違うものだったけれど、肌の調子がよくなっている現実には逆らえません。自分の思いこみだけでは「きれい」を手に入れられないものです

 ケアを極めるためには、他人の手と他人の意見、どちらも大切なものなのです。


こうすれば「小さな努力」で「大きな効果」が
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 あなたはお金を貯めることが上手な方でしょうか?
 きちんと貯金ができている友人にそのコツをたずねると、「毎月ちょっとずつでもためるようにしている。気がつくと、結構な金額になっている」と答えてくれました。そういえば、500円玉専用の貯金箱を買ってきて、お財布の中の500円玉を気がついたときに入れていっただけで、一年間で5万円近くになったことがあります。
 「毎年12万円ずつためましょう」といっても、一月に1万円ずつためるのと、年末に12万円を一気に貯金するのでは、かかる労力は段違いです。これが毎日と考えれば、わずか330円で住、負担はずっと軽くすみます。
 ケアも同じことです。一気に踏ん張って力を出すよりも、小さな力を積み重ねた方が、最終的に同じ力を出すとしてもそのときどきの負担が少なくてすみます。ときには疲れてケアすることが面倒になることは誰に出もあります。でも、ほんの小さな労力ですむケアならば、何とか続けることができると思いませんか?そうです、ケアは”太く短く”ではなく、”細く長く”が基本なのです。
 また、自分に負担がない形でケアするためには、体のサイクルを知ることも大切です。たとえば、毛穴には一週間ほどで皮脂や汚れがたまってきます。毛穴パックを繰り返したからといって、毛穴がそのまま開いてしまうことはないけれど、(パックで開いた毛穴は一晩でもとに戻るそうです)、毛穴の汚れが気になるからといって、毎日毛穴パックを貼ったり剥がしたりしていると肌にダメージを与えてしまうこともあります。皮脂や汚れがたまるサイクルを考えれば、毛穴パックは一週間に一度でいいわけです。

 また、女性なら誰でも思い当たることですが、デリケートになっている生理前にムダ毛の処理をしたら、トラブルのもとになりかねません。髪の毛が抜け落ちてから生え替わるまで約3〜4ヶ月、肌が生成されて古いものと入れ替わるまで約1ヶ月、といったサイクルを知ってお手入れをすれば、小さな努力で大きな効果が得られるものなのです。
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「お肌からの呼びかけ」聞こえていますか

 必要な量のご飯を食べているだけなら、太ることもないし、やせることもありません、健康でいられます。食べ過ぎてしまうから太ったり病気になったりするし、反対に量が少なすぎると、栄養失調になったり、あげくに餓死してしまったりします。水分が少なければ、ミイラのようにかさかさになってしまうでしょう。
 ケアも同じで、最低限ですませることからスタートして、必要な分だけを足していけばいいのです。たとえば、スキンケアの基本はクレンジングと保湿です。クレンジングで丁寧に汚れを落として暫くして、かさついてきたなと感じたら化粧水をプラスしてあげればいいのではないでしょうか。それでも潤いがなくなって乾いてくるという人は、乳液またはクリームをプラスします。一つずつ、自分の肌が本当に欲しがっているかどうかをたずねながらお手入れしていくこと、そういう肌との会話が必要になってきます。

 髪の毛も同じです。シャンプーとリンスからスタートして、それではパサパサになってしまうなら、リンスをちょっとリッチなコンディショナータイプに変えてあげます。パサつきが収まらないようなら、トリートメントをプラスしてあげればいいでしょう。
 それでも痛みが気になるならば、美容院で毛先をカットしてパックしてもらうなど、特別なケアを考えます。そんな風にして、髪の毛も素肌も自分にとって最適なお手入れ方法を見つけていけばいいのです。
 見た目はとてもきれいなのですべすべしている肌なのに、化粧ののり方が悪いという人がよくいますが、彼女たちの共通点は、お手入れしすぎているということ。必要な肌のきめまで、お手入れにしすぎによってとってしまったのです。

 手をかけすぎてしまうと、かえって自分が持っているいいものを壊してしまうのはよくあることです。
 たとえば、爪をネイルファイルで磨くと爪がきれいに輝きますが、磨けば磨くほどツヤツヤになると信じて表面を磨きすぎると、ペラペラになって、爪が薄く弱くなってしまうことがあります。
 磨くのも、適当なところで留めておかないといけません。やりすぎは怖いものなのです。
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美白にはこだわらない理由

 あまり美白には興味がありません。なぜかといえば、人間は本来持っているものを生かしてあげるのが一番よいことだと思っているからです。肌色はやっぱり生まれついての色が一番で、それをさらに白くしようと思っても、自分の肌に無理を強いるだけだと考えています。
 無理をするということは抵抗力がなくなるということです。抵抗力がなくなるとさまざまなトラブルが出てくるのは当たり前です。美白をやりすぎると結局肌を弱くして、トラブルの原因になることもあります。逆に、自分が元々持って生まれた肌を愛し、その良さを生かそうと考えれば、無理せずに美しくいられると思います。
 だから肌を白くしようというよりも、明るくしてあげようと考えます。色が黒くても肌のくすみをとって、明るく仕上げれば自分のきれいが見つかるのではないでしょうか。白色人種の素肌に憧れたところで、悲しいかな、私たちの素肌は黄色みを帯びています。でもその肌色を生かしながらでも自分なりの「美しさ」を見つけることはもちろんできるのです。

 自分が本来持っているままを愛することと並んで、もう一つ大切なのは自分のよいところを伸ばすということです。「私は髪質に自信がないけれどロングヘアが憧れだから、ケアで何とかきれいな髪の毛にしたい」と考えるよりも、「髪質にあまり自信がないから、手入れが簡単なようにショートカットにして、それよりも自慢の肌をもっときれいに磨こう」と考えた方が建設的ではないでしょうか。
 髪の毛でも肌でモテでも爪でも、何処か一つでいいからキレイなところ、他人に誇れるところが出てくれば、自信がわいてくるものです。自信は「キレイ」につながります。

 きっちりケアをしなければと、あれもこれもと欲張るのも、無理が出てしまって結局長続きしない結果になることがよくあります。自分が誇れるところに絞ってケアすればいいと考えれば楽にできるはずです。ケアを細く長く続けるためにも無理は禁物です。
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肌の老化速度とケアの関係

 ケアを始めるのに、「もう」「今さら」なんてことはない。でもその気になったらなるたけ早くケアを始めた方がいいのはもちろんのことです。
 細胞はどんどん老化してきます。若いときには当たり前のようにあった水分やコラーゲンなど、いろいろと大切なものがだんだん少なくなっていくのが年をとっていくということです。
 そう、自然のままに任せていればこれらの成分は日々なくなっていくだけです。でも、足りないものを与えてあげたり、鍛えてあげたりすれば、老化への歩みを少しでも緩やかに、なるたけ遅くしてあげることはできるのです。
 人間も、植物も、生きているものはいずれ死ぬのだから、老化を完全に止めることはできません。ただ、老化のスピードを抑えていくことは可能で、その努力を”ケア”と呼ぶのです。
 だから赤ちゃんから育っていき、18歳ぐらいにピークとすれば、そのピークをなるべく継続してあげるのがケアの本質だと思います。なるべく早くケアを始めた方がいいというのは、衰えが始まったばかりのときからケアしてあげれば、小さい力でいい状態を長く保つことができるからなのです。
 ピークのときを100として、、毎年何もしないでいると2つずつ失われていくとします。ケアすることで2失われるところを1にとどめられると考えると、すぐに始めれば10年後も90の状態を保てるでしょう。ところが何もしないでいると、気づいた時点でもう80しかないわけですから、すでにハンデが生まれています。

 紫外線は浴び放題、保湿もしないし、化粧もきっちり落とさない。そんな状態で何年かを過ごせば、当然肌は荒れてしまいます。きれいな部屋を維持するのは小さな努力ですむけれど、足の踏み場もないほどに散らかった部屋をきれいにするのは大変です。人間の体も同じこと。ピチピチした素肌を維持する方が、荒れた肌を修復するよりもずっと簡単と覚えて下さい。 
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無理しないから長続き、効果が見えるから楽しい

 みんなでとった記念写真を見て、中の一人だけとっても姿勢がいいのです。背筋がぴんと伸びていて、スタイルがとてもよく見えます。そして実際の年齢よりずっと若く見えます。「うらやましいな」と思って、その秘密を彼女にたずねてみました。
 「別に何もしていないけど・・・・・毎日30回ずつ、腹筋運動をしているぐらいかしら」難でもウエストラインを引き締めたくて、ここ3年ほど、毎晩寝る前に腹筋をしているそうです。彼女はヒップラインもキュッと持ち上がっているのですが、これも毎日お風呂に入ったときに必ず行うヒップアップ体操の成果なのでしょう。
 彼女鼻たいしたことはしていないと笑います。でも、たいしたことでなくても、ずっとやっていると、やっていない人に比べて違いが出てきます。その違いは写真を見て感じたことのように、ある時ふっと分かるものです。
 無理な運動を急に行うと、筋肉痛で結局、何日か休まざるを得なくなってしまいます。肌も体と同じで、やりすぎてしまうと疲れが出てしまっていい効果が出ないばかりか、マイナスに作用してしまうことにもなります。
 たとえば、マッサージも毎日やりすぎるとかえって老化を早めてしまうこともあります。肌が生成されるサイクルを必要以上に早めてしまうことで、消耗されてたるみやしわがひどくなることがあるのです。
 やはりケアは太く短くて出はなく、細く長くなのです。太く短くやっては飽き、やっては飽きるというスタイルはとてももったいないこと。マイナスの効果が出ないまでもプラスにならないということは、時間を無駄にしてしまっているのです。
 バレリーナは1日休むと自分に分かり、3日休むと周囲のダンサーに分かり、5日休むと観客にまで分かるといいます。
 ケアも同じで、1日休んだだけなら2日あれば元に戻すことができるけれど、3日休んでしまうと10日ぐらいかかってしまします。ゼロ地点に戻るまでにすごく時間がかかってしまうから、太く短いケアをすればするほど、揺り返しが大きすぎて、なかなかゼロ地点より上の状態に自分を持って行けないのです。
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ときには飛躍的な美にチャレンジして

 毎日毎日のケアをおろそかにしないことが一番大切なのはいうまでもないことですが、それを繰り返すだけでは、肌は飛躍的にはよくなりません。ときにはカンフル剤が必要です。このカンフル剤がいわゆるスペシャルケアと呼ばれている、パックやマッサージなど。
 そしてもう一つ暇を見つけて行うのが「超音波エステマシーン」です。病院でエコーと呼ばれている超音波診断と基本的な作りは同じだそうです。耳には聞こえない1秒間に2万回以上の振動が、肌の深いところまで伝わることで美容効果があるのです。
 5分ほど当てただけで小鼻の毛穴の汚れが浮き上がってきて、顔の表面が持ち上がったような気がしたのです。それ以来、少々面倒でも時折は使うようにしたら、肌の調子がよくなってきました。

 普通の人はみんな、「やってみようかな」と思うだけで意外と実際にはやらないものです。皆さんも最初の一歩が踏み出せないということはありませんか。その一歩を踏み出せるかどうかで、その人の「美しさ」が変わってくるのではないかな?と考えます。
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「明日からより今日ちょっとやる」効果は10倍

 エステや新しい美容器具。「金銭的な余裕もないし、いくらかかるのか分からなくて怖い」「変なことをされるのではないかしら」「買ったとしても効果がなくてムダ銭になってしまうのでは・・・・・」など、未知のことにチャレンジするのはみんな不安なようです。
 では不安をなくすにはどうしたらいいでしょうか。まずはとにかくリサーチをしてみることです。経験した人から聞き、雑誌で情報を集め、パンフレットを取り寄せてみます。興味があることについて、まず情報をしっかり集め、やってみる価値がありそうなら試してみればいいと思います。未知のことは初めて成功させるためには、最初はちょっとだけ手間をかけてあげることが大切なのかもしれません。
 「不安だわ」の他にもう一つよく聞くのが「時間がない」という言葉。でも、売れっ子のアイドルではないのだから、24時間予定がびっしりという人はまずいないでしょう。だから、少しでもいいから時間を作ることを考えましょう。
 「また今度」と思っていたら、絶対にできないものの一つが「ケア」なのではないでしょうか。人は食べることや寝ることをないがしろにすることはなかなかできませんが、お手入れをする時間はついはしょりがちです。だからこそ、ちょっとした努力が必要です。
 忙しければ忙しいほど疲れてしまうのは仕方がないこと。美と健康はリンクするから、疲れてくるといろいろなところにマイナスが出てきます。何となく体調が悪くなったり、髪の毛がぱさついたり、疲れが目に出てきたら黄信号です。赤信号に変わる前に、マッサージやエステなどに出かけて全身を回復するように努めてください。
 クイックマッサージなら30分3000円位で疲れをほぐしてくれますし、機械を貸し出してくれる「セルフエステ」というシステムもあります。街の化粧品屋さんで、お店の人がマッサージを簡単にやってくれる場合もあります。ちょっと意識して情報を集め、自分にあったものを探せば、無理なく出来ることが実はたくさんあるものです。
 ご飯を食べにいったり、お茶を飲んだりするのを2〜3回我慢して、自分のために投資してあげる。時間とお金が多少かかっても、ときには自分自身がスペシャルケアで癒されるのはステキなことではないでしょうか。
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心を軽くすることも美肌への近道

 いつもニキビや吹き出物に悩まされていて、肌の悪い人がいました。彼女は20代のときにあらゆることをやって、いろんな化粧品を使ってみたけれど、なかなかうまくいかなかったようで、一時は、「もう何をやってもうまくいかない。あきらめよう」という境地に達してしまったこともあったそうです。
 でも30代になってますます肌のトラブルが増えてきて、いよいよ気になって仕方がありません。このままではダメだと奮起して、もう一度基本に戻ろうとしました。今までのように高価な化粧品を使って特別なお手入れをするのではなく、素直なケアを丁寧にやり始めたのです。すると嘘のように調子がよくなったそうです。顔は米ぬかで洗うなど、滋味で昔ながらのお手入れ方法がよかったのでしょうか。ちょうど転職をして、職場でのストレスが消えたことも大きな要因だったのかもしれません。
 今まで大きな悩みだった肌のトラブルがなくなって、メイクも楽しめるようになった彼女、生き生きして前よりずっとキレイになったような気がします。

 ケアとは守って育てるということのほかに「気になるところを気にならないようにしてあげる」ことももちろん大切なのです。
 たとえば背中。毛深かったり、吹き出物が出来ていたりなどで悩んでいる人にとっては、見えない上に手も届かないから本当に深刻なようです。「背中なんて気にしなきゃいいじゃない」というのは、悩んでいないからこそ言える言葉です。他人から見ると色白でとってもキレイな肌の人が「不健康そうでいや」とか「顔色が悪くていや」と悩んでいることもあります。
 気になる人にとっては、他人がどう思っていようが関係なく、”自分が”気になるものなのです。

 見かけの悩みは、自分にしか分からないことが思いの外多いものです。見かけの悩みが、心にとって重たい荷物になってしまうのもよくある話で、でも、ケアによってその悩みを少しでも解決して、心からほんのちょっとでも荷物を下ろせたら、ステキなことだと思います。
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いつの間にか間違ったやり方をしていませんか

 ケアをすることは基本的にとてもいいことだと考えています。でも間違ったケアを続けていると、かえって状態を悪くしてしまうことがあるので注意が必要です。
 たとえば、マッサージ。クレンジングのとき、乳液やクリームを付けるとき、ちょっとしたマッサージを加えるだけで、下へ下へとたるみがちな肌を、上方向に持っていってくれます。
 でも、マッサージの方向を間違えてしまったらどうでしょうか。痛いぐらいマッサージするのでなければ、決してすぐに影響が出るものではありませんが、毎日毎日下に向かってマッサージしていたら、たるみどころか、かえって皮膚を下に下げてしまうことになります。
 口コミでいろんなことを試してみることはいいことだと思いますが、あまりに突飛なケアの場合は注意が必要です。独りよがりにならずに、正しいケアを心がけることが大切です。

 メイクでもそうですが、思いこみは危険なものです。「私はこの色しか似合わない」この色は絶対に変」と誰にでもこだわりはあるものですが、思いこみも強すぎると、新しい自分に出会うことが出来なくなってしまいます。
 ケアも同じで、肌や髪の毛の状態が改善されないのに、このケアが正しいはずだから変えないという頑なな態度では、「美しさ」を手に入れることは難しいのではないでしょうか。「間違ったケア」「独りよがりのケア」は命取りと覚えておいて下さい。
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