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動作・状態などに関する敬語

 
   

1. 動作や状態、所有に関する3つの敬語 ニュートン.jp Newton TLTソフト | Newton e-Learning
2. 付加形式の尊敬語
「れる」「られる」をつけて敬意を表す形式
「お(ご)・・・になる」の形式
「お・・・なさい」は命令形
その他、尊敬語にするための言葉遣い
@ 尊敬の接頭語をつける
A 尊敬の接尾語を付け加える
B 尊敬の名詞をつける
C 補助動詞をつけて尊敬を表す形式
3. 付加形式の謙譲語
「お(ご)・・・する」の形式
お(ご)・・・いただく」の形式
「・・・いただく」の形式
その他、謙譲語にするための言葉遣い
@ 謙譲を意味する接頭語を付け加える形式
A 謙譲を意味する接尾語を付け加える形式
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4. 付加形式の丁寧語
「・・・です」「・・・ます」の形式
「ございます」の形式
5. 取り替えて敬語専門にする交換形式の言葉




1.        動作や状態、所有に関する3つの敬語

 

風は吹いても、お吹きになるとは言いません。「吹く」という同じ状態を表現する一つの言葉にしても、その主体になるものによって、表現の仕方が変わってきます。だから、言葉遣いは厄介だと言うことになるのかもしれません。

 

「犬がお泣きになった」とも言いません。犬などの動物、自然現象に対して敬語を使う必要はないからです。

言葉遣いを変えて敬語化するのは、本来、人間に対してすべきもので、相手や話しの中に出てくる人とのさまざまな差を埋めるために出来たものだからです。敬語を使うということでは、人間と動物との差は考えられないし、考える必要もありません。動物が人間よりも偉いということもありません。

 

ところで、「私は山本一郎と申します」と言えば、「私は、山本一郎です」よりも、自分をへりくだったり、相手を敬う気持ちを表しています。「申します」というのは、「です」だけで表現する言葉よりも、へりくだる意味が強いからです。「私は山本一郎と申します」という言い方は、「山本だ」とか、単に「山本です」と言うよりも丁寧な表現になっています。

 

「あの方は、伊藤五郎さんとおっしゃいます」という言い方をすると、伊藤さんと聴いている相手を尊敬した表現になります。この場合、「おっしゃる」までは、伊藤五郎さんという人への敬意を表す尊敬語になります。「ます」は聴き手に対する丁寧な表現になるわけです。同じことを目下の人に話す場合には、「あの方は、伊藤さんとおっしゃるのだよ」、「あの方は、伊藤さんとおっしゃるのよ」などという言い方になります。

話すときの言葉遣いは、辞書の中に示している言葉を使えば、それで十分というわけではありません。このように話す状況の中で、いろいろと変化するものです。

 

東京周辺では、気楽に、他人に対して「バカモン(バカタレ)そんなことないよ」

「やつなんかに金を貸すから取れないんだよ、馬鹿だね君は」

などとよく言います。気配りが足りないとか、人がいいという意味で、軽く他人事のように「馬鹿」という言葉を使っているようです。

 

こんな言葉を耳にすると、鹿児島生まれの人は相当な違和感を持ちます。私どもは「バカ」という言葉は、少し知能が低いか、左巻きとか、頭の組織の部分品がいくらかかけているという意味で使っていたのです。つまり、「馬鹿な人」という言葉は、人を侮辱した、大変悪い言葉だったのです。

 

そもそも「馬鹿な人」とか「馬鹿たれ」というのは、あまりにも品位に欠けた言葉遣いと受け取られてしまいます。

最近では少なくなりましたが、子供が出先から帰ってきて「お父さん、ただいま」というと、「ばかっ、帰ってきたか」という父親もいたようです。それでも、子供は対し的にもしていないというのですから、驚きのほかありません。

 

ところがまったく逆のこともあります。ある人が無二の親友を交通事故で突然失ったのです。その夜、彼はなくなった友人のお通夜に駆けつけて、友人の変わり果てた姿を見るなり、「バカッ、何で俺よりはやく死にやがった」と叫んで泣き伏したというのです。居合わせた周りの人たちはシーンとして、一緒にもらい泣きしてしまったということです。この人が、くどくどと月並みなお悔やみの言葉を並べ立てていたら、周りの人もその人の姿を見て泣き出すようなしみじみとした友情を感じなかったかもしれません。「バカッ」という一つの言葉の意味にも、その状況によって大きな違いがあるという見本みたいなものです。

 

◎ ◎ ◎

私たちはさまざまな条件の中で話しをしています。固定的で同じ条件というのは少ないのです。そんな意味で、複雑な条件にかなった生かし方が期待されるというわけです。

敬語の働き、言葉遣いは、話し手と聞き手とのいろいろな差を埋める調和語としての役割を果たしています。その言葉の中で大事な位置を占める動作や状態に使われる敬語は、どのようになっているかを考えてみたいと思います。

動作や状態、所有に関する敬語は、次に3つに分けられます。言葉遣いになれるためには、このことをわきまえて、敬語を使いこなせるようにすることが基本的な勉強法です。

その3つとは、次にあげる尊敬語、謙譲語、丁寧語です。これを簡単に説明し、具体的な用法を述べることにします。

 

★尊敬語・・・相手自体、または相手の行動や状態を直接的に敬う言葉

 

★謙譲語・・・自分のこと、または自分側に属するもの(例えば、家族のもの、同じ職場のもの)に関して、へりくだる言い方をすることによって間接的に相手を敬う言葉

 

★丁寧語・・・物事を丁寧にいうことによって相手に敬意を表す言葉

 

 

これ以外に、物言いを上品にする言葉で美化語といわれる言葉を入れる場合もあります。

これから、この尊敬語、謙譲語、丁寧語について、具体的に取り上げることにします。最初、動詞にある言葉を付け加えて尊敬語化する「付加形式の敬語」について述べます。

 


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2.        付加形式の尊敬語

 

1.「れる」「られる」をつけて敬意を表す形式

 

何らかの動作をする人に対して、尊敬の意味を表す場合には、動作を表す動詞に助動詞の「れる」「られる」をつけます。

この用法は、受け身の言葉や可能を示す言葉と間違えられることもあります。「野球をやられますか」は、これから野球をプレイするかという願望を尋ねているのか、あるいは野球ができるかという可能の意味を示すこともあります。

 

相手の受け止め方が混乱するようだったら違った表現にすればよいでしょう。

「ウナギは食べられるか」

これは「ウナギが食用に適した魚であるか」ということもあります。日本ではといえば、ほとんどこのような間違いはないかもしれませんが、外国では食べないところもあります。これが「カタツムリ」となったら、はたと困るかもしれません。これを食堂で「あなたはウナギを食べられるか」と問いかけの意味であったら、「ウナギを召し上がりますか」などと言い換えた方がよいでしょう。

このように、ある面では少し混乱する難点はありますが、「れる」「られる」の形式は平易で、定まった形になるので、これからの尊敬語としては有望だという人がいます。

 

「課長は今朝何時に起きられましたか」

「先輩、○○の5月号を読まれましたか」

「部長は、来週の木曜日に発たれるはずです」

「この挨拶文は、課長が書かれたものです」

「昨夜のテレビで○○のドキュメンタリーを見られましたか」

「最近ゴルフを始められたそうですが」

 

その他、動詞に「れる」「られる」をつけて尊敬語にする言葉はたくさんあります。次のような言葉も日常生活でよく使われる、頻度の高い言葉です。

 

「来られる」「行かれる」「聴かれる」「話される」「呼ばれる」「出られる」「送られる」「見られる」「買われる」「教えられる」「通われる」「着られる」「掛けられる」「受けられる」「笑われる」「描かれる」「求められる」

 

 

2.「お(ご)・・・になる」の形式

 

この形式は、「れる」「られる」よりも敬意が強くなります。客に対するときや、自分との差(例えば職階の差、社会的地位の差、営業マンと客との差など)が大きい場合には、「お(ご)・・・になる」の形式の方が望ましいとされています。「れる」「られる」では、相手との大きな差が埋まらないことがあるからです。女性は男性よりも少し敬体の強い形式にした方が現実的な問題として奥ゆかしい、という人も多いことを知っておく必要がありそうです。

 

これは「お+動詞の連用形+なる」の形になっています。この形式は、ほとんどの動詞に使われますが、「お越しになる」「おいでになる」など、もとの動詞が分かりにくいものについては、敬語動詞として扱われる場合があります。

 

また、動詞をそのまま入れるよりもそれにふさわしい表現が別にある場合には、それを使うほうがよいという考え方もあります。「言う→おっしゃる」「見る→ご覧になる」「寝る→お休みになる」「いる→いらっしゃる」などです。

 

「印鑑をお持ちになりましたでしょうか」

「どうぞ、ご自由にお持ちになってください」

「フランスへはいつお発ちになるのですか」

「6時のニュースをお聞きになりましたでしょうか」

「お尋ねになりたいことはどんなことでしょうか」

「珍しく森本さんが大きなお声を出してお笑いになりました」

「恐れ入りますが、この欄におところとお名前をお書きになってください」

「週間○○をお読みになりましたでしょうか」

「ずいぶんご心配になったことと存じます」

「事故の原因はお聞きになった通りでございます」

「お疲れになりましたでしょう」

「昨晩はごゆっくりお休みになりましたでしょうか」

「杉山さん、役所をいつおやめになったのですか」

 

このほかに、「お目覚めになる」「お始めになる」「お求めになる」「お調べになる」「お教えになる」「お受けになる」「お着きになる」「お帰りになる」「お取りになる」「お知りになる」「お払いになる」「お作りになる」「お送りになる」「おやめになる」「お書きになる」など、このように「お(ご)・・・になる」の形式は、人間の動作にはほとんど生かすことができます。

 

「お(ご)・・・になる」の形式が、すべての言葉に用いられるわけではありません。敬語表現としてふさわしくないぞんざいな語や、卑語にこの形式を使ったとしたら、冗談となるか皮肉としか受け取ってもらえないことがあります。

「おくたばりになる」「おやつれになる」「おとちりになる」「おふざけになる」「おぶっとなしになる」「おひっくりかえりになる」とは言いません。

 

「見る」のような言葉でも、尊敬表現として「お見えになる」とは言いません。同じように「寝る」「する」「死ぬ」「言う」などの言葉も、「お(ご)・・・になる」の形式として使うことはないでしょう。

 

3.「お・・・なさい」は命令形

 

「そこへおかけなさい」

「さあ、5時になったのでおやめなさい」

「嫌いだったらおやめなさい」

「そんな悪いこと、およしなさい」

 

この形式では、「お」を省略して使うことがよくあります。「お・・・なさい」よりも敬意は弱くなります。

 

「そんなことやめなさい」

「早く準備しなさい」

「みんなで来なさい」

「もうそろそろ出かけなさい」

「雨にならないうちに出発しなさい」

 

このような言葉遣いは、目上の人に対しては使えません。子供ならいいですが部下であっても年齢の上の人にこんな言い方は避けるべきです。いかにも命令されているようで、相手のプライドをひどく傷つけるものです。

 

「毎朝、散歩をなさると体の調子がいいですよ」というような言い方になります。命令形は「お(ご〜・・・くださる)というような表現が一般的になりつつあります。

 

「少々お待ちください」

「この書類を○○部長にお渡しください」

「今回まではお許しください」

「ご都合のよいときにはお電話ください」

「ご欠席の時は、事務局までご連絡ください」

「13時30分、東京駅15番ホームの中央あたりにお集まりください」

「おところとお名前、会社名をお書きください」

「そちらの椅子におかけになってお待ちください」

「明日いらっしゃるときに、印鑑をお持ちください」

「ご用の節は、お気軽に客室乗務員までお知らせください」

 

この場合、「お申し出ください」は避けた方がよいと思います。「申す」は謙譲語ですが、最近では「申告」の意味を持った丁寧語として使われているようです。それにしてもこの用法は役所的な響きがあるという人もいます。

 

命令形よりも「・・・して頂けますか」か、もっと丁寧に「・・・して頂けませんでしょうか」といった相談形の方が、より丁寧になるという立場をとっている人もいます。

 

敬語で注意したいのは、動作や状態の主体になるのはあくまで人間だと言うことです。

 

「馬がお子をお産みになった」

「鶏が卵をお産みになった」

「午前中、わんちゃんは犬小屋にいらっしゃったのですか」

 

などとは言いません。

 

4.その他、尊敬語にするための言葉遣い

 

1.尊敬の接頭語をつける

 

お(ご)、御、高、貴、尊、芳、おみ、令、光、玉など、尊敬の意味を表す接頭語を付け加えて尊敬語にする形式があります。

 

お名前、お手紙、お考え、お年、お二人様、ご利用、ご意見、ご配慮、ご立派、ご老人、ご幸福、ご当家、ご発展、御校、御社、御書面、御礼、高説、高閲、高見、高来、高配、貴家、貴社、貴会、貴邸、尊父、尊家、芳命、おみ帯、おみおつけ、おみくじ、おみ足、令夫人、光来、光臨、玉稿

 

2.尊敬の接尾語を付け加える

 

以下のような、尊敬を意味する接尾語を付け加えて尊敬語にする形式があります。

山田さん、野川君、清水兄、山本学兄、川上大兄、武田さま、松本氏、谷口殿、父上、美智子夫人、和子令夫人、光子嬢、松山貞丈師、市川団十朗丈、桑村十兵衛老、高良女史、二宮尊徳翁、双葉山関、三遊亭志ん生師匠

 

3.尊敬の名詞をつける

 

職名や職業などを示す名詞をつけて尊敬を表す形式もあります。

江本先生、時野谷教授、満留講師、佐藤助教授、原口専務、夏川幕僚長、山田社長、白石部長、萩原主任、斉藤所長、平山画伯、どちらさま、どなたさま、長嶋監督、

 

4.補助動詞をつけて尊敬を表す形式

 

次のような使い方は、日常よく使われている言葉遣いです。

 

「読んで下さる」

「書いていらっしゃる」

「許して頂ける」

「送ってくださり、ありがとうございました」

「喜んで頂き、嬉しゅうございます」

 


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3.付加形式の謙譲語

 

1.「お(ご)・・・する」の形式

 

謙譲語の一般的な形式は、「お(ご)・・・する」の形式です。

自分の行動や状態なのに「お」や「ご」をつけるのはおかしいという人がいます。自分の行動をへりくだることによって間接的に相手との差を埋めようとしているものです。自分の行動が相手にかかる、あるいは関する言葉だからです。

「する」が敬意の度合いによって「申す」になることもあれば「いたす」になる場合もあります。

 

「係長にお渡ししました」

「私が会場までご案内いたします」

「お荷物は、どちらへ運びましょうか」

「応接室へお通しいたしました」

「いろいろなものをお見せしましたが、どちらになさいますか」

「直接部長にお渡しいたします」

「調査の結果は、ファックスで大至急お知らせします」

「できるだけ、ご協力申し上げるつもりでございます」

「どうぞ、宜しくお願い申し上げます」

「ご遠慮申し上げた方がよいと存じまして、失礼をいたしました」

 

「お(ご)・・・する」の形式には「申す」に変えられないものもありますが、この形式で敬意の重い順にあげれば次のようになります。

 

1.「お(ご)・・・申し上げる」

2.「お(ご)・・・申す」

3.「お(ご)・・・いたす」

4.「お(ご)・・・する」

 

 

多くの場合、「お(ご)・・・いたします」という形式が使われています。

 

「これから、お訪ねいたします」

「夕方までには、お持ちいたします」

「大変、お待たせいたしました」

「ただいまのご質問にお答えいたします」

「案内書をお配りいたします」

「後からお見えの方々をご紹介いたします」

「問題が解決した経過をお話しいたします」

「話力講座を受講しましたので、その内容と構成メンバー、運営などについてご報告いたします」

「今後ともどうぞ、宜しくお願いいたします」

 

「お(ご)・・・する」の形式も、すべての言葉に使われるわけではありません。例えば、「もらう」「行く」「泣く」「やる」「食べる」などの言葉は、謙譲語化するとき、「おもらいする」「お行きする」「お泣きする」などとは言いません。

 

2.「お(ご)・・・いただく」の形式

 

 

謙譲語は、自分のこと、または自分側に属する者の動作や状態をへりくだることによって、間接的に相手を高める表現形式ですが、相手または話し中の人物の動作や状態を、「お(ご)・・・いただく」「お(ご)・・・ねがう」の形で言うことによって、話し手のへりくだる気持ちを表す言い方もあります。

 

「お招き頂きまして恐縮に存じます」

「いつもお心にかけて頂いて恐れ入ります」

「ご理解頂きましたので、安心いたしました」

「今日はこれで終わりました。どうぞお引き取りをねがいたいと思います」

「この冊子を一部ずつ、皆さんにお渡しねがいたいのでございますが・・・」

 

「お(ご)・・・いただく」は、「お(ご)・・・をいただく」が変わった形式だと言われています。「を」を入れる言葉は、日常よく使われています。

 

「ご賛成をいただき、ありがとうございました」

「お叱りをいただき、驚いています」

「お褒めをいただき、恐縮に存じます」

「『字が雑だ』と、お小言をいただきました」

「ご理解をいただきましたので、ホッといたしました」

 

もともと、「お(ご)・・・いただく」の「・・・」のところには、上位者の動作を表す尊敬語が入り、「いただく」が謙譲語だったのです。これをひとまとめにした「慣用句」として、上位者の動作や状態を下位者の立場を主にして、謙譲化した形の言い方になっているのだ、といわれています。

 

なお、「お(ご)・・・ねがう」の使い方は比較的新しい言い方ですので、用法が難しいようです。敬体の強弱の面から考えますと「お(ご)・・・いただく」よりも弱いと考えられています。年配者には少し抵抗のある言葉遣いになりそうです。

 

「お集まりねがいます」

「お理解ねがえれば、ありがたいですが・・・」

「今週の金曜日までに、ご提出ねがいます」

「お知らせねがいたいのですが・・・」

 

3.「・・・ていただく」の形式

 

「お」や「ご」を使わないで、言葉をへりくだる形にするときは、「・・・ていただく」というような形式になります。「・・・てもらう」が謙譲語化してものです。「・・・」のところは相手の動作を表す言葉が入ります。

 

「分かって頂きさえすれば、それでいいです」

「これを○○さんへ渡して頂きたいのですが・・・」

「山田先生に教えて頂いたマナーのことが社会人になって、大変役立ちました」

「私の名前は、お寺のお坊さんに付けて頂いたのだそうです」

「小学生の頃、日曜学校で、神父さんに読んで頂いた童話が、今でも心に残っています」

「長谷川部長に忠告して頂いて、ありがたく思っております」

 

「・・・ていただく」は使役の助動詞に結びついて「・・・せ(させ)ていただく」という形になることもあります。これを過剰に使うとキザになったり、不自然になることがありますので、気をつけなければなりません。

 

宗教関係者には、「いただきことば」が多すぎると言われています。形式だけに陥って、心のこもらない表面的な言葉は、人の心に響くものがなく、かえって不自然になる場合があります。

 

「明日は、休ませて頂きます」(商品など)

「これで本日の○○会を閉じさせて頂きます」

「私、明日は○○会がありますので、早く帰らせて頂きます」

「ご著書を読ませて頂いています」

「お先に失礼させて頂きます」

「そちらのやさしい方をやらせて頂きます」

 

このように、動作や行為が相手に及ぶ場合に「・・・ていただく」の形式に使えます。しかし、相手とは無関係だったり、関係の薄い場合は、不自然でしっくりしない言葉遣いになります。わざとらしさや言葉と心が一致しない、ちぐはぐな感じを与えることがあります。

先に述べた「いただきことば」をよく聞きますが、言葉癖であって、「そんな気持ちでいっているのではないなー」という感じを与える人もいるようです。

 

「私は常雄という名前を付けさせて頂きました」

「私は○○会社に勤めさせて頂いています」

「私は営業をやらせて頂いています」

 

そのことと関係ない人に対して、このような言い方は避けた方がよいでしょう。「常雄」という名前を付けたからといって、相手に何か迷惑をかけているというわけでもないからです。その会社に勤めさせているのも、営業をやらせているのも、そこにいる人ではないのです。

 

ある研修会で自己紹介がありました。この研修会はいろいろな会社から派遣されたいわば混成部隊でした。ある人がいきなり、「私は、××会社の課長を務めさせてい頂いています」と話したのです。自分の会社と直接関係のない人たちに向かってこんな言い方をする必要はありません。「課長をしています」でよいはずです。

 

4.その他、謙譲語にするための言葉遣い

 

@謙譲を意味する接頭語を付け加える形式

 

拙、愚、粗、幣、小、拝、当、豚、卑など、謙譲を意味する接頭語を付け加える形式があります。

 

拙者、拙文、拙宅、拙論、拙稿、愚息、愚兄、愚見、愚考、粗品、粗茶、粗酒、粗肴、弊社、幣所、幣店、小社、小宅、小生、小店、拝借、拝見、拝疹、拝受、拝読、拝聞、卑見、卑書、卑説、卑礼、当校、当社、当院、当地、豚児、その他、寸書、微志、微力、薄謝など

 

A謙譲語を意味する接尾語を付け加える形式

 

次のような言葉遣いは、日常会話ではよく使われています。

私ども、手前ども、息子(娘)ども、せがれめ、一郎儀、私儀、三郎こと、私こと

 

「・・・儀」「・・・こと」は、謙譲そのものとは言えませんが、謙譲的な言葉として通用しています。書き言葉として、あらたまった手紙文にはよく使われています。

 


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4.付加形式の丁寧語

 

1.「・・・です」「・・・ます」の形式

 

丁寧語は、物事を丁寧にいうことによって相手に敬意を表す言葉です。

私たちの対話は、親しい間柄では「小川だ」というような言い方をします。少し丁寧にいうときには、「小川です」という普通の敬体で話します。さらに丁寧にいうときには「小川でございます」と、もっとも敬体の強い言葉を使うのが一般的です。

 

この他に、文章の時には「・・・である」、演説や講義などでは、「・・・であります」などのように、その状況によって言葉遣いを変えています。また、男女の区別、立場の差などによっていろいろと使い分けをしています。

 

普通使われている一般的な言葉遣いとしては、「話します」「聴きます」「書きます」「読みます」「使います」「いたします」「そうです」「僕です」など「です」「ます」体を使っています。

 

客に接する立場にある接遇者といわれる人で、特別にあらたまる必要のある場合、あるいは社会的な地位の差や、親疎の差の大きいときには、「・・・でございます」体を使うようにした方が安定した表現になります。

 

「明日の夜は自宅におります」

「日曜日の朝、かえってきます」

「今日中には、やっておきます」

「東京には、以前、一度来たことがあります」

「最近、会社全体がとても忙しいです」

「この文章は私が書いたものです」

「これは、どなたのものですか」

「それは、私のものです」

 

これを少しあらたまった形にすると、「・・・であります」というふうになります。

 

「それは、私のものであります」

「私は大森芳男であります」

「私の故郷は九州の福岡であります」

 

2.「ございます」の形式

 

上記のことをさらに丁寧な表現にするには、先に述べたように「・・・でございます」という言葉になります。

 

「総務課はあちらでございます」

「こちらが私のものでございます」

「○○新聞はこれでございます」

「はい、勝又でございます」

 

「ございます」は自分に関するときに使う謙譲的な丁寧語ですから、「森山さんのお宅でございますか」というのは間違った言葉遣いだ、という考え方があります。このような場合、「森山さんのお宅でしょうか」としたほうがよいというわけです。

 

最近、このような「ございます」が慣用として多く使われるようになってきました。本来、謙譲語だった「ございます」が丁寧語化したものだから、謙譲語的な丁寧語と考えて使うべきだ、という立場をとる人が増えています。また、「・・・でございます」と「いらっしゃいます」を、人格を持ったものと、非人格的のものとして使い分けるべきだという人もいます。「大石先生でございますか」は「大石先生でいらっしゃいますか」のようにしたらよいという考え方です。

「あの10階建てのビルが私どもの本社でございます」

「ここが有名な○○池でございます」

「このようなことをうかがうと、私はとても悲しゅうございます」

「公共料金がずいぶん高うございますね」

「昨日は、ずいぶん風がひどうございましたね」

「今日は、また大変暑うございますね」

 

このように「ございます」は、丁寧語化して多く使われる言葉です。

 

「まいる」は単独で使うときには「行く」「来る」の謙譲語ですが、「・・・(して)まいります」の形になると、丁寧語として用いることもあります。

 

「お迎えの車がまいりますので、もう少しお待ちくださいませ」

「大阪行き下り特急ひかり213号が入ってまいりますので、白線の内側にお下がりください」

「とうとう降ってまいりましたね」

「ようやく涼しくなってまいりましたね」

 

これらのほかに、形容動詞に「ございます」「です」をつけて丁寧語化することもあります。

 

「お暑うございます」

「お寒うございます」

「この冬はずいぶんおあったかでございますね」

「さすがに山頂はずいぶん霧が濃いですね」

「このリンゴはとても美味しいですね」

「こちらはずいぶん値段が高いですね、どうしてでしょうか」

「大川さんは、女性の人に優しいですね」

「それを1日で終わらせるということになりますと、私には厳しいですね」

「ご栄転とのことですが、おめでとうございます。それにしても、佐々木さんがいなくなりますと、寂しいですね」

 

さらに丁寧語は、「頂きます」「存じます」というように、尊敬語は謙譲語と組み合わせて使われることが多くあります。

 

丁寧語の基調となっている言葉がもっとあらたまったときにどのように変化するのか、これらは固定的なものではありません。次に一覧表としてあげておきます。

丁寧語の三段階の変化

1.普通

2.基調

3.あらたまった場合

ある

あります

ございます

会う

会います

お目にかかります

いる

います

おります

思う

思います

存じます

言う

言います

申します

借りる

借ります

拝借します

聴く

聴きます

うかがいます、拝聴します、承ります

来る

来ます

まいります

行く

行きます

まいります、うかがいます、あがります

知る

知ります

存じ上げます、存じます

する

します

いたします

訪ねる

訪ねます

うかがいます、あがります、参上します

食べる

食べます

いただきます、頂戴します

やる

やります

さしあげます、進呈いたします

もらう

もらいます

いただきます、頂戴します

見る

見ます

拝見します

そうだ

そうです

さようでございます



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5.取り替えて敬語専門にする交換形式の言葉

 

前に述べた、動詞に「れる」「られる」「お・・・になる」「お・・・する」「・・・ていただく」などを加えて尊敬語か謙譲語にする形式を、付加形式の敬語と呼んでいます。これらは動詞に加える形式が定型化していますが、敬語にはこれ以外に、まったく違った言葉に取り替えて敬語にする形式があります。敬語専門に使われる敬語動詞といわれるものです。

 

例えば「見る」を「お見になる」、「する」を「おしになる」とは言いません。これらは原型とはまったく違った言葉で言い換える必要があります。この方式を、私は交換形式と呼ぶことにしています。この形式は定まった形ではなく、不規則です。また、ある動詞には尊敬語にも、謙譲語にも交換できますが、ある動詞には一方だけしかないというのもあります。いずれにしても、これらを十分に使いこなすことができれば、感じのよい話し方になるのは事実です。というのは、他人の話を聞くときに聴き手の尺度は、言葉が使われている領域で慣習的に一応決まった形式を踏襲しているからです。

 

「これは部長がなさいました」

「お客様のおっしゃる通りでございます」

「私どもの作品は、ご覧の通りです」

「どうぞたくさん召し上がってください」

「先生のお話を拝聴しまして」

「普段ご主人は日曜日にはご自宅にいらっしゃいますか」

「先日、九州へ会社の仲間と一緒にまいりました」

「それではお心に甘えさせて頂き、ありがたく頂戴します」

「ほんの私の気持ちです。ご笑納くださいますように」

「どなたもいらっしゃらなければ、私がいたします」

「ご自宅の方におじゃましましてもよろしゅうございますか」

「ちょっと、この辞典を拝借させてください」

 

交換形式による尊敬語と謙譲語の代表的なものを一覧表にして次にあげておきます。

これらの言葉は固定的に考えないでください。相手との人間関係の中で、相互の心理的な差によって使い分ける必要があります。また、状況によっては変わることがあります。

あらたまったときと、そうでないときでは、同じ丁寧な言葉でも表現を変えなければなりません。この能力が社会人としての資格と考えられています。

 

交換形式による尊敬語と謙譲語

1.普通

2.尊敬

3.謙譲

見る

ご覧になる

ご覧ください

ご覧あそばす

拝見する

食べる

召し上がる

あがる

きこしめす

頂戴する

いただく

言う

おっしゃる

申す

申し上げる

する

なさる

あそばす

いたす

つかまつる

きく

きこしめす

お耳に入る

 

うけたまわる

うかがう

拝聴する

来る

いらっしゃる

みえる

お越しになる

おいでになる

まいる

 

訪問する

いらっしゃる

おいでになる

うかがう

あがる

参上する

おじゃまする

行く

いらっしゃる

お越しになる

おいでになる

まいる

うかがう

あがる

いる

いらっしゃる

おいでになる

おる

思う

おぼし召す

存じる

知る

ご存じである

存じ上げる

存ずる

くれる

くださる

たまわる(給わる)

あげる

さしあげる

進呈する

献上する

進上する

もらう

お受けになる

拝受する

頂戴する

いただく

たまわる(賜る)

着る

召す

お召しになる

 

気に入る

お気に召す

 

乗る

召される

 

年をとる

お年を召す

 

寝る

お休みあそばす

 

死ぬ

おかくれになる

 

見せる

 

ご覧に入れる

お目にかける

聴かせる

 

お耳に入れる

借りる

 

拝借する

ひきうけた

 

かしこまりました

うけたまわりました

持っていく

 

持参する

会う

 

お目もじする

お目にかかる

やる

あげる

 

さしあげる

進呈する

 


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