裁判員裁判のシミュレーション

てんしのひとみ

Ｂｅｓｔ　Ｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎ

裁判員裁判の流れをシミュレーション

裁判員裁判選任の前年秋頃

それぞれの特定の地域を所轄する地方裁判所（以下、地裁）が次年度に必要な裁判員候補者の人数を市町村の選挙管理委員会に通知

市町村の選挙管理委員会が、くじでランダムに裁判員候補者名簿を作成し、地裁に送付

前年１２月頃

地裁が裁判員候補者名簿を調整し、裁判員候補者に「翌年一年間の裁判員候補者として名簿に名前が載りました」という書面とともに調査票を送付。
裁判員候補者は調査票を返送する。事態を希望する場合や、事態は希望しないが、動かせない用事がある月がある場合も、調査票にその旨を記入する。

裁判員裁判の６週間前

地裁は事件ごとに呼び出す裁判員候補者をくじで選定し、裁判員候補者に「選任手続き期日のお知らせ（呼出状）」（以下、呼出状）と共に質問票を送付。
事態希望の裁判員候補者はその理由を質問状に記入の上返信。または、裁判所に持参する。、

裁判員裁判当日　　午前

裁判員候補者は、選任手続き期日に裁判所に出頭。事件概要の説明を受け、当日用質問票に辞退希望の場合などは、理由などを記入する。

裁判長が個室で質問票・調査票をもとに、裁判員候補者に辞退希望の有無や、不公平な裁判をするおそれの有無に関して質問をする（弁護士・検察官も同席）

裁判長が裁判員になることが出来ない人を除外。

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弁護士、検察官は裁判員候補者の中から各４名までを無条件で除外できる。その中から再びくじでふるいにかける。

裁判員６名と補充裁判員数名が決定

裁判員裁判　１日目　午後

冒頭手続き（人定質問→起訴状の朗読→意見陳述）
審理・証拠調べ手続き（冒頭陳述から証拠調べ）

中間評議

裁判員裁判　２日目　午前

審理・証拠調べ手続き
弁論手続き（検察官による論告・求刑→弁護人による弁論→被告人による最終陳述）

素朴な疑問Q&A

裁判員裁判　２日目　午後

最終評議

裁判員裁判　３日目

判決

裁判員の任務が終了

※約７割の事件が３日以内で終わると見込まれていますが、事件の内容により、審理の日数が長引くケースも考えられます。また、裁判の流れはあくまで一例です。個別の事件により異なります。

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